他県に住んでいる人から「お店で食べた豚カツがすごく美味しかったんだよ！」と言われたことがありまして、「あ、それ私たちが生産した豚肉だね。」と。そんな声を耳にするたびに、一生懸命育てて良かったなと思いますね。

「東の匠SPF豚」の生産者たちは、親の跡を継いでる2代目や3代目が多いので、先輩や同世代の仲間たちとコミュニケーションを取りながら力を合わせて、生産に取り組んでいます。私は親の跡を継ぐ気は最初全然なかったのですが、自分で経営することで養豚に関わるほとんどのことを把握でき、自分次第でより良い商品を目指せるのではないかと考え、跡を継ぐことを決めました。

仕事は生産工程と事務仕事を夫婦で分担し行っていますので、お互いの目線でいろいろ話し合いながら、お互いに自信を持って豚肉の生産に取り組めています。

まだまだ「東の匠SPF豚」という名前を知らずに食べている方も多いと思いますが、今後もっと広く認知されるようになればいいなと思います。皆さまに美味しく召し上がっていただけるよう、各販売店さまなどでより一層PRしていただけましたら幸いです。