20歳の頃から実家の養豚の仕事をしてきました。私で3代目になりますが小さい頃からずっと間近で見てきたので、跡を継ぐつもりでいました。

女性にとって重い物を持ち上げ運ぶなどの重労働もありますが、機械を使うようにしています。最近は養豚業界にも女性が増えてきていますね。私と同じく養豚場の経営者や獣医さんなど身近に女性がいることが多いような気がします。

豚はとてもデリケートな動物なので、豚舎の過密防止や温度管理など、豚にとってストレスのない環境を作る事で、病気になりづらく健康的な豚に育つんです。顔が元気ですごく可愛く見えた時は「良い環境で育ててあげられて良かったな。」と思いますね。

「東の匠SPF豚」は、柔らかくサクッと噛み切れるので、厚めに切ってポークソテーなどにすると肉本来の美味しさと脂身の甘みをダイレクトに感じられると思います。もし脂身が苦手な方はしゃぶしゃぶにすると脂が少し落ちて食べやすくなるのでオススメです。ポン酢に付けるとさらにサッパリとして美味しく食べられますよ。

ここにきてやっと養豚の仕事の全貌が理解できてきたところではありますが、この先も安定した豚肉を生産に重点をおきながら、「働きたい！」と思ってもらえるような職場作りも進めていきたいと思います。

東庄町の「町おこし隊」として地元を盛り上げる活動にも力を入れていますので、「東の匠SPF豚」が町のブランド豚となり、東庄町の活性化に繋がれば良いなと思っています。